【研修部活動報告】
令和6年6月5日~6日に「令和6年度管外研修会」を実施しました。
大東・四條畷地区保護司会の管外研修会として松江刑務所での施設参観研修会を実施しました。
施設参観では、所内生活において自己改善の指導や個々の適性にあった職能訓練が行われ、社会復帰に向けた教育の取り組みに、更正活動を共にする保護司として、新たな自覚と責務を感じる参観研修会になりました。
【松江刑務所】
松江刑務所に於いては、観光客向けの物産用の紙箱等の製作のほか、各種洋裁製品の縫製作業、農機具等を中心に受刑者の技術向上のための作業に取り組み、矯正展等においては女性向けのカラフルなクラフトバッグ等が高い人気を得て売れ行き好調です。
【島根県松江市】
島根県松江市は宍道湖と中海に挟まれた日本有数の「水の都」であり、二つの湖と島根半島の豊かな自然に恵まれています。
国宝である松江城をはじめ、美保関や玉造温泉があります。また、近隣には、出雲大社、足立美術館、水木しげるロードなど歴史的・文化的な観光名所の多い地域です。
【松江城】
小瀬甫庵の縄張りによる平山城で、江戸時代には松江藩の政庁として、出雲地方の政治経済の中心でした。
山陰地方で唯一の現存天守であり、国宝指定された5城(松山城、犬山城、松本城、彦根城、姫路城)のうちの一つです。
標高29メートルの亀田山に建つ天守からは宍道湖を眺望することができます。
明治時代初頭に廃城令によって松江城は陸軍省所管となり、城内の建物は全て解体され売却される予定でしたが、地元の有志によって天守閣だけは買い戻され解体を免れました。
近年では、二の丸の櫓が復元されるなど往年の姿を取り戻しつつあります。
昭和初期に城山部分は公園として開放され、現在は指定管理者制度に則り、「特定非営利活動法人 松江ツーリズム研究会」が運営を行っています。
「日本さくら名所100選」や「都市景観100選」に選ばれるなど島根県の主要な観光名所となっています。
【研修部の活動】
令和6年5月13日に「令和6年度第1期定例研修会」を開催しました。
保護司としての情報管理 (個人情報の適正な取り扱いを含む)と具体的な各報告書類の書き方などの留意すべき事項について確認し、保護司としての基本的な姿勢について学習しました。